今年2月に仕込んだお味噌、カビも発生することなく順調に熟成中!
今日、天地返しをしました。
底と上部をひっくりかえしてよーく混ぜると、お味噌のいい香りがただよってきました。
味見してみると、すごくおいしかった。
もう食べられるけど、さらに美味しくなるように秋ごろまでねかせます。
菌の営みによってこんなに美味しいお味噌ができあがる。
私たちよりはるかに野性の直感力に優れていたであろう先人たちの発明物は、きっと現代人にはうみだせない。
ほんとうに私たちに残してくれたギフトだと思う。
消毒液を使って無菌状態を作り出そうとする環境って怖いと思いました。
無菌状態にするって、善玉菌を死滅させ悪玉菌の侵入するスペースを作ってること。
どんどん強い悪性の菌が発生するようになるから。
菌の仕組みを理解せず、ただ無菌が良しとする考え方ってこわいです。
保育施設では当たり前に行われてるジアノーゼ(漂白剤など、ハイター)による消毒は食べ物にも!
いまの子供の免疫が低下しているのは過剰な殺菌も原因の1つかもしれませんね。
以前、循環農法の赤峰さんにうかがったお話。
菌も虫も土も自然発生。
野菜や人のカラダを食い荒らす為に存在しているわけではない。
現代では0157、鳥インフルエンザなど昔にはなかった菌による病気でてきました。
でも虫が毒を食べるように、菌は死んだ細胞を食べてくれる。
健康な細胞には決してつかないのです。
虫も菌も地球のお掃除をしてくれている存在なのです。
菌と戦うのではなく、調和していきたいですよね。